エアベアリング

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エアベアリングについて

1.エアベアリング(静圧空気軸受)とは

ハウジングから絞りを通して0.3Mpa~0.7Mpaの圧縮空気を軸受面に噴出させ、発生した静圧によりローターを浮上させる事により非接触での回転運動を行う軸受です。

エアベアリングとは
カタログ

紹介動画

2.用途・使用事例

1. 工作機械

高精度縦型施盤、平面研削盤の主軸など

2. 測定器

レンズ形状測定器、真円度測定器の回転テーブルなど

精度を要求される装置に組み込まれ、産業機器の性能向上に役立てられています。

3.キヤノン製エアベアリングの特徴
用途・使用
高精度 :
ラジアル、アキシャル方向に業界No.1の高精度を達成

エアベアリングの回転精度は0.05μm以下で、ボールベアリングに比較して極めて高精度です。

さらに高精度を求めるときに重要なのは、その再現性が0.01μm以下で、それが半永久的に維持できる事です。

精度要求に対しては経時変化の少ない材料を選択し、適切な工程で製造する事が重要です。

高剛性 :
絞りと独自の製法により、通常の工場給気圧(0.5Mpa)でも十分な剛性と負荷容量を確保
信頼性 :
自己潤滑性の軸受面と回転部の表面処理により焼き付きトラブルを大幅に解消

カーボン系の多孔質材の採用により回転中のエアアクシデントによる焼付き、再生不能を解消しました。

高耐久性の実現により安心してラインでご使用いただけます。

経済性 :
独自の軸受面製法による少ないエア消費量

エア消費量が少ないためエア・コンプレッサーの小型化が可能となり、経済的です。

多様性 :
30R-600Rまで 18種類の豊富なラインアップ

多様なサイズを展開し、600Rに於いては、キヤノン独自の片側静圧構造により、全高を極限まで低く抑えた省スペース構造を実現。

4.用語の解説
カーボン系多孔質材の自己潤滑性 カーボン系多孔質材(多数の細孔(微細な穴)をもつ物質)がもつ、摩擦・摩耗が起こりにくい性質
エアアクシデントによる焼き付き、再生不能 誤操作等による機械の衝突や停電その他によるエアの遮断により軸受部が接触して焼きつきを起こし、グラファイトが損傷して再生できない状態
片側静圧構造 本ページ「1.エアベアリングとは」で示すような、上側1枚のみでスラスト方向を拘束する構造
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